赤ちゃんとの楽しい旅行。準備は万端にしなくては、と色々持って行くものを考えますよね。
その準備の中でも持っていくか迷うもの。それはベビーカーではありませんか?
車での旅行ならいらないかな、もう歩くからいらないかな、と思ったり、でも子どもが寝たら寝かせたまま移動が楽だし、お土産買っても楽に運べるし・・・と私はいつも悩みます。
今回は生後11ヶ月の子どもと行ったフィンランド旅行に日本からベビーカーを持って行ったのに、現地でベビーカーをもう一台買った私の経験談を書いていきます。
そこから子連れのフィンランド旅行にベビーカーを持っていくべきか、否かをお伝えします。
日本から持って行ったのはアンブレラ型ベビーカー
フィンランド旅行に行った時、子どもは11ヶ月、体重8.9kg、まだ歩かずつかまり立ち。
10月に行ったのでフィンランドは秋から冬向かっている頃で昼間は3℃くらいの気温でした。
フィンランドではヘルシンキの街歩き、マリメッコアウトレットやアラビアファクトリー、セカンドハンドショップ巡りをメインでしたかったので結構交通公共機関での移動がメインの予定。
そのため抱っこひもだけでは限界があるなと思い、ベビーカーを持って行くことにしました。
とはいえ飛行機の預け入れ荷物は軽くて、畳めるのが楽なベビーカーが良いよねってことでアンブレラ型ベビーカーを持って行くことにしました。
(航空会社はフィンエアーで行ったのですが、折りたたみできるベビーカーは荷物の重量にはカウントされないため重いベビーカーで行っても良かった)
「フィンエアー公式サイト」ベビーカーについて
フィンランド到着
約10時間のフライトを経て成田から直行便でフィンランドの首都ヘルシンキ空港へ到着。
早速ベビーカーを手荷物受取のところで受け取りました。スーツケースはグルグル回るレーンから出できましたがベビーカーは端っこの方で回らずに置かれていました。
ベビーカーを組み立てて出発です。ヘルシンキ空港は市内への鉄道と直結していて移動も便利でした。
空港内はもちろんバリアフリーかつエレベーター完備なのでベビーカー移動もスイスイ楽々。
空港から市内まではリング・レール・ラインという鉄道で30分くらいで到着です。
市内に到着
ヘルシンキ中央駅に到着しまずはホテルを目指します。
私達は中央駅から徒歩10分くらいのホテルに宿泊しました。
ただ駅を出てから「アンブレラベビーカー使えないかも」ということに気が付きました。
それは「石畳とトラムの線路に車輪が挟まりまくる問題」です。
ヘルシンキは街並み自体がオシャレで歴史ある建物もいっぱいです。
そのため当然(?)歩道やメインストリートはアスファルトではなく石畳なのです。
また、市内中央部はトラムが充実して走っています。街の中を走っているためトラムの線路も歩道と重なり合っているのです。
その石畳とトラムの線路に、細い車輪のアンブレラベビーカーのタイヤが挟まること・・・
石畳でガタガタするので子どもも乗り心地が悪そうでかわいそうでした。
しかも地面と座面の距離が近いので寒そう・・・
決めた!ベビーカー買う!
現地の人のベビーカーを見てみるとみんなストッケや現地ブランドのタイヤが大きくて、座面も高く、見るからに頑丈そうなタイプ。
フィンランドではトラムや電車などの交通公共機関の中でベビーカーを畳む必要がありません。乗り場スペースも広くそのままベビーカーを乗せていてOK。
さすが子育てに優しい国と言われている国です。
このままでは息子もしんどいだろうと思い、現地でベビーカーを調達することにしました!
中心部にあるデパートのストックマンは子供服やベビー用品も充実。
北欧のベビーカーといえばのストッケ。
日本でも高額ですが、フィンランドでもエクスプローリーあたりは10万はしました。
現地調達で10万のベビーカーを買うのは無理だなと思っていたところお手頃かつ頑丈なベビーカーを発見。
Britaxという日本ではチャイルドシートで見かけるくらいのブランドですがフィンランドではベビーカーも種類が多くありました。
3万円くらいなら良いかと思い購入。買ったら本当に快適で息子も満足そうでした。
結論
今回の旅行ではアンブレラベビーカーは役に立たず荷物になってしました。(アンブレラも日本まで持って帰りました。)
フィンランドで街歩きをする場合、歩ける子どもでも一つ一つの観光スポットは離れているためベビーカーは必須。
また、アンブレラベビーカーなど車輪が細いタイヤは石畳の街歩きには不向き。
そのためフィンランドの子連れ旅行には頑丈なタイヤを持つベビーカーを持参するか、現地調達が正解です。
ちなみに現地調達したベビーカーは日本帰国後も活躍中です。