7日(金)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.578「アルコール消毒に頼りすぎないで、ノロウイルスによる感染症や食中毒に注意!」が公開されました。
アルコール消毒に頼りすぎないで、ノロウイルスによる感染症や食中毒に注意!
ノロウイルスによる感染症や食中毒(※)は、冬季に多く発生する傾向があります。
ノロウイルスにはアルコール消毒はあまり効かないため、消費者庁では正しい手洗いと加熱によりノロウイルスの感染防止を呼びかけています。
- 手や指についたウイルスの対策は、洗い流すことが最も重要です。帰宅後、トイレに行った後、食事やおやつの前など、子どもにも手洗いの習慣がつくよう家族全員で正しい手洗いを実践しましょう。また、大人は子どもの口に入る食品を取り扱うため、調理の際なども手洗いを徹底し、手指を介してウイルスを広げないようにしましょう。
- 一般にウイルスは熱に弱く、加熱処理はウイルスの活性を失わせる有効な手段です。食品はしっかり加熱しましょう。ノロウイルスを死滅させるためには、中心温度85°Cから90°C、90秒以上の加熱が必要です。
- ノロウイルス感染が身近で起こったときには、食器や生活環境などの消毒を徹底しましょう。また、おう吐物や乳幼児のおむつ等を処理するときはビニール手袋を使うなど十分注意し、二次感染を予防しましょう。床などを拭くときには、薄めた塩素系消毒剤(家庭用漂白剤では200倍程度)を使いましょう。
ノロウイルスに限らず、アルコール消毒だけでは不十分な場合もあります。念には念を入れて、普段から手洗いを習慣化しておきましょう。