8日(水)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.564「9月9日は救急の日! この機会にもしもの時の応急手当の方法を学びましょう!」が公開されました。
9月9日は救急の日! この機会にもしもの時の応急手当の方法を学びましょう!
消費者庁・国民生活センターには、子どもが食品やおもちゃの部品等を喉に詰まらせ窒息する事故の中にも応急手当が適切に行われた事例が寄せられているようです。
- 「おむつ交換時に、口の中にブロック玩具が見えた。保護者が取り出そうとした矢先、飲み込んでしまった。その後、顔色が悪くなったため、保護者が背中を叩いたところ、排出できた。」(8か月)
- 「スーパーの試食コーナーで保護者が大粒のブドウの汁だけをあげようとしたところ、汁と一緒に果肉を飲み込んでしまい、直ぐに顔色が悪くなった。救急要請し、周囲の人が背中を叩いていると果肉が出てきて顔色が戻った。」(7か月)
- 「1.5cm角の煮たサツマイモを手づかみで食べていたところ喉に詰まったようだ。背中を叩くと一瞬白目をむいたため、更に強く叩いたところ「げほっ」と反応があった。よだれを3回吐き、徐々に呼吸が回復した。」(1歳1か月)
毎年9月9日は「救急の日」で、救急の日を含む一週間が救急医療週間となっています。今年は9月5日(日)から9月11日(土)までが救急医療週間で、窒息時の対処方法を実際に体験するなど実践的な技術を学べる救急医療に関する講習会等が全国各地で開催されるそうです。
応急手当が必要な状況が急に訪れると、混乱して対処が遅れるおそれもあります。この機会に正しい方法を知り、いざというときに冷静に対処できるようにしましょう。