28日(火)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.566「包装フィルムやシールなどの誤飲に注意!」が公開されました。
包装フィルムやシールなどの誤飲に注意!
消費者庁・国民生活センターには、包装フィルムやシールなどを誤飲してしまった事故情報が医療機関から寄せられているようです。
- 「普段からペットボトルをかじるのが好きで遊んでいた。保護者が「おえーっ」という声を聞き見ると、唾液や鼻水が出ており、顔面蒼白で唇が青紫色になっていた。救急車を呼び、背中を叩くなどしていたところ、口の奥に細長い包装フィルムを見つけた。フィルムは取れなかったが、その直後、普段の様子に戻った。気道異物の可能性があり、緊急に全身麻酔で気管支内視鏡検査を行ったが、異物はなかった。」(9か月)
- 「目を離した隙に、プラスチックの菓子包装を飲み込んだ。直後から唾液を出して吐き出そうとしており、その後も、時折その様子が見られたため受診した。喉の奥に張り付いていた3cm×1cmのプラスチック包装を取り出した。」(8か月)
- 「昼寝の後、咳込んで、血や痰が混ざったものを2回吐いたため受診し、口の中からシールが見つかった。シールは上の子の物で日中、持ち歩いていた。」(10か月)
東京都が実施したアンケート調査では、子どもが異物を飲み込んだ、又は飲み込みそうになった事故で、最も多かった品目は「シール」だったようです。
おもちゃの包装フィルムや、子どもとの遊びにも利用するシールですが、そのまま放置するのは危険です。何でも口に入れるような月齢が過ぎても、なるべく目が届かないような場面ではちゃんと片付ける習慣を作ったほうが良さそうです。