20日(水)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.569「パン等による子どもの窒息や誤嚥(ごえん)に気を付けましょう!」が公開されました。
パン等による子どもの窒息や誤嚥(ごえん)に気を付けましょう!
カットパンによる乳児の窒息事故が発生したことを受け、1歳前後の乳幼児に食品を与える際は、無理なく食べられるよう、小さく切って与え、飲み込むまで目を離さないよう国民生活センターが注意喚起を行っています。
事故を予防するため、
- 子どもの発達をみながら食べさせる食品を選びましょう。
- 食品に応じて小さくカットし、柔らかく調理するなどの工夫が必要です。
- 市販品に表示されている対象月齢はあくまで目安です。表示されている注意事項を確認し、食べさせる前にもう一度子どもに与えて良いか考えましょう。
- 誤嚥・窒息のおそれのあるものを子どもの手の届くところに置かないようにしましょう。
- 食事の際は、水分を摂って喉を湿らせましょう。
- 食べているときは、姿勢を良くし、食べることに集中させましょう。物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸い込み、窒息・誤嚥するリスクがあります。
- 子どもの年齢・月齢によらず、普段食べている食品が窒息につながる可能性があることを認識し、子どもの食事の介助や見守りを行いましょう。
消費者庁では、のどに詰まって窒息してしまった場合は「背部叩打法」など速やかな応急処置が勧められています。
大人向けの食べ物はもちろん、子ども用の食べ物でも口に残りやすいものや飲み込むタイミングの難しいものがあるのが実情です。適切なサイズにしたり、適切なタイミングで飲み物を飲むなど、様々な方法で安全に楽しい食事を実現していきましょう。