佐賀といえばバルーンフェスタ、バルーンフェスタといえば佐賀。と言ってもいいくらいのビッグイベント「佐賀バルーンフェスタ」。近年ではその映える風景がSNSなどでも人気のイベントをレポートします。
※2020年の開催は残念ながら中止が決定しています。
>> 公式サイト
佐賀バルーンフェスタって?
アジア最大級の熱気球(バルーン)の競技大会で、日本国内のみならず世界各国からバルーニスト(!?)が集います。
SNS等で目にしたことのある方は「競技大会?」と思うかもしれませんが、実はバルーン競技はスカイスポーツなんです。
>> 詳しい競技内容等
例年、10月下旬から11月上旬にかけての約1週間で行われ、佐賀市の年間観光客数の4分の1を占めるとも言われています。
本当に大賑わい
アジア最大級というだけあって、とにもかくにも大勢の人で賑わっています。特に写真映えを狙ってか、晴れる予想の日は驚くほど多くの観客・カメラマンでごった返します。
会場となっているのは嘉瀬川河川敷で、それほど道が広くありません。そのうえ、駐車場を見つけるのにも苦労するほどの人出なので、車から観覧スポットまではある程度の距離を(人混みの中で)移動することになります。
なので、大きいベビーカーなどはかなり動きが制限されると思ったほうが良いです。
迷子にもなりやすいので、絶対に手を離さないのが大前提ですが、連絡先を書いたものを身に着けさせる、落ち合う場所を決めておくなどの対策を取っておくのも良いかもしれません。
大迫力で子どもも大喜び
もちろん見る場所にもよりますが、河川敷にずらっと並んだ状態からスタートするので、多くのところで間近にバルーンを見ることができるはず。
しかも、手を振ってくれたり、高度調節をしつつ観客のギリギリを通ってくれたりと、パイロットはサービス精神旺盛な方が多い気がしますw
また、午前のバルーン競技終了後から行われるバルーンファンタジアというイベントでは、アニメのキャラクターや動物のバルーンが登場します。
バルーンは全般にカラフルで、子どもの食いつきがいいものですが、やっぱりキャラクターなどは食い入るように見ていました。
注意1:結構寒い
九州北部の10月下旬〜11月上旬で、しかも離陸風景を見ようと思うと早朝の活動になります。
人が多いとはいえ河川敷なので、風が吹き抜け、じっとバルーンを見ているとどんどん体が冷えていきます。
特にまだ自己表現が未熟な子ども連れの場合などは、1枚2枚羽織れるものや風よけを用意していったほうが良いでしょう。
注意2:飲食が遠い
とにかくいい場所(駐車場など)を確保したくて、まずは現地に向かってしまう方も少なくないと思います。
しかし、早朝出発でバルーンを待っていると、結構お腹が空いてしまいます。子どもは特に、朝食のタイミングと重なることも少なくないでしょう。
ただ、食べ物の屋台や自動販売機は、あるにはあるのですが、特定のところに固まっていて、やはりビュースポットからは割と距離があります。
食べ物や飲み物は、しっかり事前に用意してからの参加がオススメです。
また、注意1に関連して、暖を取るための温かい飲み物なども事前に入手しておきましょう。
注意3:座る場所はないかも
これだけの人がいるため、見る場所を見つけるのに精一杯で、座る場所の確保となると結構ハードルが上がります。
ベビーカーもあまり取り回しが良くないので、ベビーカー必須じゃない場合は簡易な組み立て式(アウトドア製品など)の椅子を持っていくと便利です。
一度は見てみたい絶景です!
バルーン自体、なかなか見る機会がないですよね。でも本やテレビで見たときなど、体験してるか否かで感じ方・受け取り方に差が出てくると思います。
また、単純に「空が広い」というだけでも、子どもを連れて行く価値があると思うので、ぜひ一度参加してみてください!