出産後はどんな行事があるの?出産後に訪れるお祝い事をご紹介

出産後はどんな行事があるの?

出産後の行事はいつどのようなものがあるかご存知ですか?

初めての出産を控えている方は、全然分からないという方も少なくないと思います。

出産後、1年以内は様々な行事が控えています。中には、性別によって異なる行事もあります。

そこで今回は、出産後に訪れるお祝い事をご紹介していきます。

命名式、お宮参りなど半年先までの行事

生後7日目:お七夜(おしちや)

お七夜とは、赤ちゃんが生まれてから7日目の夜に行う最初のお祝い事です。赤ちゃんが生まれてきたことを親戚などを招いてお祝いします。平安時代から行われている行事で、赤ちゃんが無事に成長するよう祈願します。

お七夜って何をするの?

生後7日目:命名式(めいめいしき)

命名式とは、赤ちゃんの健康や成長を願って名前をつける行事です。お七夜と一緒に行われることが一般的となっています。

赤ちゃんの命名式とは?

生後14日以内:出生届の提出

出生届は、赤ちゃんが出生したことを届け出ることで、赤ちゃんが生まれた日から14日以内に提出しなければなりません。提出者は原則父か母で、提出先は赤ちゃんの生まれたところか本籍となるところ、または届け出る人の所在地を管轄する市町村の役所です。

出生届とその手続きについて解説

生後1ヵ月目:お宮参り(おみやまいり)

お宮参りとは、赤ちゃんが無事に生まれたことを感謝し、健やかな成長を祈る行事です。男の子は生後31日目、女の子は生後33日目に行うとされていますが、そこまで厳密ではなく天気の良い日や母親と赤ちゃんの体調の良い日に行うケースが多くなっています。

一般的には地域の氏神様である神社で行いますが、自分の好きな神社や安産祈願をしていただいた神社でお宮参りをするケースもあります。

お宮参りは何をするの?準備するものは?

生後100日目:お食い初め(おくいぞめ)

お食い初めとは、赤ちゃんの生後100日目に「一生食べ物に困らないように」という願いを込めてごちそうを食べさせる真似をする行事です。祝膳は地方によって様々ですが、基本は赤飯と鯛などの尾頭付きの魚です。

お食い初めはいつするの?料理のメニューや進め方は?

生後6ヵ月目:ハーフバースデー

ハーフバースデーとは、赤ちゃんの生後6ヵ月目にお祝いする行事です。もともとアメリカやイギリスで行われていた風習で、最近になって日本でもお祝いする人が増えてきました。これをしないといけないといった決まりはなく、誕生日と同じように家族でお祝いをしたり、写真撮影をしたりすることが多いです。

ハーフバースデーとは?

女の子と男の子で異なるお祝い行事

生後初の3月3日(女の子):初節句(はつぜっく)

赤ちゃんが女の子の場合の初節句は、生後初の3月3日となります。雛人形を飾ったり、幸せや健康を願う料理を用意して祝宴をします。

女の子の初節句「桃の節句」はいつどんなお祝いをするの?

生後初の5月5日(男の子):初節句

赤ちゃんが男の子の場合の初節句は、生後初の5月5日となります。五月人形や鯉のぼりを飾って、ちまきや柏餅などの料理を用意して祝宴をします。

男の子の初節句は何をするの?

長かった?短かった?1年が経過

生後1年目:初誕生(はつたんじょう)・バースデー

初誕生とは、赤ちゃんの生後1年目に迎える誕生日をいいます。初誕生の伝統行事として、一升餅を背負う「背負い餅」や一升餅を踏ませる「踏み餅」、子どもの将来を占う「選び取り」を行うのが一般的です。

初誕生の伝統儀式と祝い方をご紹介

まとめ

今回は、出産後に訪れるお祝い事をご紹介してきました。

赤ちゃんの出産後、1年間は様々な行事があります。行事の目的は同じでも、地域によって風習が異なる場合があるため、両親や親戚の方に用意するものなどを教えてもらうようにするといいでしょう。

お祝い事には両親や祖父母、親戚の方などをお誘いして生まれてきた赤ちゃんをみんなの笑顔でお祝いして楽しい時間を過ごすようにしましょう。

この記事を書いた人

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COIQマガジン編集部