ポリスミュージアム「警察博物館」

男の子なら一度は通るであろう車ブーム。その中でも、やっぱりパトカーは外せない一台ですよね。(女の子はどうなんでしょう?)

また、第一生命保険が発表した「大人になったらなりたいもの」ランキング(2019年調べ)では、「サッカー選手」「野球選手」に続く第3位として「警察官・刑事」がランクイン。

そんな男の子が憧れる警察の博物館が、東京・京橋にあるのをご存知ですか。

警察博物館

警察車両がお迎え

京橋駅から徒歩2分、銀座駅から徒歩6分という立地にあるポリスミュージアムは、入り口にパトカーが展示してあり、さっそく子どもが大喜びする導入となっています。

警察博物館入り口

入場してすぐ1階では、ヘリコプター「はるかぜ」や白バイ、赤バイなどの警察車両を見ることができるようになっています。

警察博物館に飾ってある乗り物

全6階に様々な展示

警察博物館は6階建て

警察車両(主にパトカー)を見るのがメインの、軽い気持ちで行ったのですが、実はコンテンツ盛りだくさんで「舐めててスミマセン」という気持ちに・・・。

各階の見どころをかんたんに解説していきます。

2階は身近な防犯や事故防止を学べる

警察博物館は見るものいっぱい

大きな街のジオラマや、タッチパネルを用いたクイズ(?)形式のコンテンツがあり、普段の生活でも身につけておくべき防犯意識や事故への注意点などを知ることができるようになっています。

3階は体験できるものがたくさん

エレベーターで上がるとすぐに、堂々とした交番がお迎えしててくれます。

警察博物館にある実物大の交番

交番の中では新人の交番勤務として留守番するという映像が流れており、交番を訪れる様々な人や問題を知ることができるようになっています。

そのほか、鑑識の様子や道具を見られたり、足跡やタイヤ痕を調べるコーナーがあったりと、テレビの中でしか見ることのないような警察の仕事を見ることができます。

そしてもう一つ面白かったのが、バーチャルで制服を着られるコーナーです。

警察博物館でAR

制服は4パターンくらい用意されていて、敬礼をすると着替えられるようになっています。子どもはもちろん、大人でもなんだか面白いので、ぜひ体験をおすすめします。動画も撮ってみたので、雰囲気だけでも味わってください。

4階と5階は撮影禁止な大人エリア

4階は事故や犯罪のデータが展示されていたり、警察官専用の携帯電話「Pフォン」が見られたりと、大人はかなり楽しめるフロア。ただ、子どもには難しく、一角にある警察車両のミニカー展示から離れなくなるので注意が必要かもしれません。

5階はさらに大人の世界で、「日本の警察の父」と呼ばれる川路利良の資料や、警察の歴史、代表的な事件に関する品の展示など日本の警察の歩みを見ることができるフロアとなっています。

子連れに優しい授乳室やプレイルーム

展示についてはこんな感じですが、最後に補足情報を。トイレにはちゃんとオムツ交換台があり、授乳室やプレイルームも完備されています。

警察博物館にある授乳室
警察博物館にもコロナの影響
プレイルームはコロナの影響で立入禁止

行くときは予約をお忘れなく

1日3回、1回20人限定で、事前の電話予約優先となっています。

  • 1回目 午前9時15分から午前10時45分まで
  • 2回目 午後0時45分から午後2時15分まで
  • 3回目 午後3時00分から午後4時30分まで

せっかく行っても入れなかったらガッカリなので、前日までに電話予約しておくのが安全ですね。

電話:03-3581-4321(警視庁代表・午前8時30分〜午後5時00分)

また、コロナの影響で、子供制服試着コーナーや一部展示などの制限を行っているため、具体的に希望の展示等あれば、事前に確認しておいたほうが良いかもしれません。

※新型コロナウイルスの影響で時間変更や内容縮小等の場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。

この記事を書いた人

ともに育むためのマガジン

COIQマガジン編集部