自転車同乗の子どもがスポーク外傷で10針以上縫うけが! 「子ども安全メール from 消費者庁」Vol.538

14日(木)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.538「自転車同乗の子どもがスポーク外傷で10針以上縫うけが!」が公開されました。

消費者庁には、医療機関から自転車の後ろに乗せた同乗者の足が後輪に巻き込まれてけがをした(いわゆる「スポーク外傷」)事故情報が寄せられており、各都道府県で定められている道路交通規則等の規定、自治体の自転車関連の条例などの確認および自転車に同乗させる場合の注意を呼びかけています。

  • 自転車に同乗させる場合は、必ず幼児用座席を使用しましょう。
    • 幼児用座席を使用する際には、破損や変形がないか確認し、壊れたままの使用はやめましょう。
    • 子どもを幼児用座席に乗せるときは、必ず足乗せ部に足を置いているか確認し、ヘルメットや座席ベルトも忘れずに着用させましょう。
    • 後輪へのスカート等の巻き込みを防止するドレスガードも足の巻き込み防止に有効と考えられるため、幼児用座席と併用するようにしましょう。
  • 6歳以上の子どもの自転車の同乗は、幼児用座席の有無にかかわらず、足を巻き込む危険が高くなるため、やめましょう。

自転車は免許等なく誰でも使いやすい乗り物ですが、正しい整備やルールの遵守など安全な使用に関する認識があまり徹底されていないのも実情です。まずはご自身が整備確認や安全運転を徹底することで余裕を持った走行ができるようになるため、巻き込まれる事故等のリスクも軽減することが可能になります。

使用頻度も高いので、日常的な安全確認を心がけてください。

自転車のスポーク

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COIQマガジン編集部