機械式立体駐車場での子どもの事故に気を付けて! 「子ども安全メール from 消費者庁」Vol.539

21日(木)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.539「機械式立体駐車場での子どもの事故に気を付けて!」が公開されました。

マンションや商業施設などに多く設置されている機械式立体駐車場で、子どもが自動車を載せる台(パレット)に挟まれるなどの事故が発生しているそうで、消費者庁では機械式立体駐車場を利用する場合の注意を呼びかけています。

  • 利用時、子どもが駐車装置に近づかないように、細心の注意を払いましょう。 機械式立体駐車場を利用するときは、操作盤の操作は、操作者自らが駐車装置内に人がいないことを確認した上で行ってください。また、操作盤の操作中に目を離してしまい、子どもの動きに気が付かないことがあります。必ず手をつなぐなど、子どもを駐車装置に近づかせないようにしましょう。
  • 駐車装置を動かすための操作盤の操作は、必ず大人がしましょう。 子どもが操作盤の操作をしたために、思わぬところで駐車装置が動き出し、転落・負傷等の事故につながる場合もあります。子どもが操作盤に触らないよう、注意しましょう。
  • 駐車装置内への閉じ込め等、緊急の事態が発生した場合には、非常停止ボタンを押し、すぐに緊急連絡先へ連絡してください。 子どもが車両内にいるにもかかわらず、うっかり駐車装置を運転させてしまったという閉じ込め事故も発生しています。機械によっては、僅かな時間で危険な状態になることがあります。あらかじめ、操作盤及び駐車装置内のどこに非常停止ボタンがあるかを確認しておくことが重要です。

コロナ禍でマイカーによる移動も増えているかと思います。機械式立体駐車場は死角も生まれやすく、危険の多い場所なので、子ども・周囲の環境・操作のタイミングなど様々なことに気をつけ安全に利用しましょう。

立体駐車場

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COIQマガジン編集部