就寝時の子どもの窒息事故に注意しましょう。ベビーベッドを利用することで避けられる事故があります。 「子ども安全メール from 消費者庁」Vol.570

28日(木)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.570「就寝時の子どもの窒息事故に注意しましょう。ベビーベッドを利用することで避けられる事故があります。」が公開されました。

就寝時の子どもの窒息事故に注意しましょう。ベビーベッドを利用することで避けられる事故があります。

消費者庁・国民生活センターには、就寝時の子どもの窒息事故の情報が医療機関から寄せられており、具体的に注意喚起がなされています。

  • 子どもがうつぶせで寝て、顔が柔らかい寝具に埋もれないよう、敷布団やマットレス等の寝具は硬めのものを使用しましょう。
  • 寝かしつけの時に、添い寝をして意図せず寝込んでしまう、また同じ寝具で就寝している際に大人の身体の一部で圧迫してしまわないように、できるだけベビーベッドで寝かせましょう。
  • 1歳になるまでは、寝かせる時は、あお向けに寝かせましょう。
  • 掛布団は、子どもが払いのけられる軽いものを使用し、顔にかぶらないようにしましょう。
  • 寝ている子どもの顔の近くに、口や鼻を覆ったり、首に巻き付いたりする物は置かないようにしましょう。

厚生労働省の人口動態調査(令和2年)によると、交通事故を除く不慮の事故による4歳以下の子どもの死亡者数は93名で、そのうち不慮の窒息による死亡者数は63名、その約9割が1歳以下で発生しているそうです。

就寝時は窒息事故だけでなく、SIDS(乳幼児突然死症候群)にも注意が必要です。就寝時もなるべく目を離さないよう、特に小さい間は周囲の大人が助け合い最大限の配慮をしましょう。

ベビーベッドで就寝する赤ちゃん

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COIQマガジン編集部