消毒剤・除菌剤の取扱いに留意しましょう。誤飲や眼に入る事故の発生が続いています!「子ども安全メール from 消費者庁」Vol.583

2月28日(月)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.583「消毒剤・除菌剤の取扱いに留意しましょう。誤飲や眼に入る事故の発生が続いています!」が公開されました。

消毒剤・除菌剤の取扱いに留意しましょう。誤飲や眼に入る事故の発生が続いています!

日本中毒情報センターによると、自宅や店舗等で消毒剤・除菌剤が眼に入ったという相談が寄せられているようで、注意が呼びかけられています。また、消費者庁・国民生活センターには医療機関からも同様の事故情報、誤飲に関する子どもの事故情報が寄せられているようです。

    <誤飲の事故>
  • 「外出先で人と会って話していた。ふと子どもを見ると除菌剤のボトルと蓋を手に持って苦そうな顔をしていた。飲んだ量は分からなかったが、通院が必要となった。ボトルは電話機の後ろの目につかない場所にあったが、子どもの目の高さ位で手が届いた。」(1歳、令和3年11月発生)
  • 「携帯用の容器に詰め替えて使用していた除菌アルコールジェルが30ml程度減っていた。子どもが保護者に抱きついた際、口からアルコール臭がしたため誤飲を疑い、救急外来を受診した。検査をして異常はなかったものの、点滴を行った。その後、自宅にて経過観察となった。」(2歳、令和3年5月発生)
    <眼に入る事故>
  • 「店舗のスタンド型のアルコール消毒剤で保護者が消毒した際、近くにいた子どもが突然「目が痛い」と言った。その場でタオルで拭いたが、その後再び目を痛がったため受診した。特に異常はなかった。」(2歳、令和3年4月発生)
  • 「買い物中に店舗の噴射状のアルコール消毒剤が顔面にかかった。まぶたや頬が赤くなったので、店舗と帰宅後に水で顔を洗い病院を受診した。特に異常はなかった。」(2歳、令和3年5月発生)

いまでは手放せなくなってしまった消毒剤・除菌剤ですが、子どもは面白がって触ることもあるため注意が必要です。

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COIQマガジン編集部