抱っこひもからの転落や窒息に注意!「子ども安全メール from 消費者庁」Vol.587

4月8日(金)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.587「抱っこひもからの転落や窒息に注意!」が公開されました。

抱っこひもからの転落や窒息に注意!

消費者庁・国民生活センターには医療機関から抱っこひもを使用中に発生した事故情報が寄せられているようです。

  • 「保護者が荷物を取ろうとした際に、子どもが抱っこひもから転落した。CT撮影の結果、頭蓋骨骨折と外傷性くも膜下出血と診断され、入院となった。」(0歳2か月)
  • 「抱っこひもを装着し、子どもを抱っこしていた。片側の留め具が半ロックの状態だったようで、子どもが後方に倒れながら1.2m落下した。頭部CT検査で頭蓋内に少量の出血を認め、経過観察目的で入院となった。」(0歳3か月)
  • 「抱っこひもを使用中、子どもを抱っこからおんぶに変えようとして、布団の上に落下して頭を打撲した。おんぶに変える作業はいつも人に手伝ってもらっていたが、一度一人でできたため再度試した。抱っこひもは、友人から譲ってもらった際に使用方法を聞いたが、取扱説明書はもらっていなかった。」(0歳7か月)
  • 「抱っこひもを使って縦抱きの姿勢で家事をしていたところ、気が付いたら呼吸をしていなかった。自家用車で人工呼吸をしながら病院に連れて行く途中に自発呼吸が出てきた。しかし、到着後も意識がなく顔色不良のため入院となった。」(0歳1か月)

また、消費者庁サイトでは事故を防ぐための注意点も公開されているため、あわせてご確認ください。

抱っこひも

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COIQマガジン編集部