8月8日(月)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.599「エスカレーターでの事故に注意!」が公開されました。
エスカレーターでの事故に注意!
消費者庁・国民生活センターには医療機関から、様々な状況で発生したエスカレーターでの子どもの事故情報が寄せられているようです。
- 移動手すり(ハンドレール)が関係する事故
- 「商業施設のエスカレーター付近できょうだい3人で遊んでいた。エスカレーターの外側から手すりに両腕をかけたところ、そのまま上ってしまい、頭と脚が宙に浮いた状態で、胸と腕が上階の天井と手すりの間に挟まれてしまった。近くの客が緊急停止ボタンを押し、保護者が救出するまで3分ほどかかった。胸部圧迫による窒息のため3日間入院となった。」(6歳)
- 「駅のホームに設置された上りのエスカレーターで、ふざけて手すりにつかまったところ、身体がエスカレーターの外側の状態で上昇してしまい、1.4m程の高さからアスファルトのホームに落下した。額を3針縫うけがを負った。」(6歳)
- ステップに巻き込まれる事故
- 「駅の上りのエスカレーターに乗ったとき、落とした物を拾おうとして、右手がステップの隙間に引き込まれた。保護者が急いで引っ張り出したが、手のひらと指にすり傷を負っていた。」(4歳)
- 転倒事故
- 「店舗の上りのエスカレーターに飛び乗ったところ後ろに転倒し、頭を打って出血し、3針縫うけがを負った。」(4歳)
- ベビーカーの乗り入れによる事故
- 「ベビーカーに子どもを乗せて、下りのエスカレーターに乗ろうとしたところ、ベビーカーが引っかかり、子どもが投げ出されて10段下まで転落した。頭蓋内を損傷して入院となった。」(0歳)
消費者庁サイトでは各事例に対する注意事項も記載されていますので、あわせてご確認ください。