耳や鼻などに異物が詰まる事故にご注意!「子ども安全メール from 消費者庁」Vol.601

8月29日(月)、子ども安全メール from 消費者庁のVol.601「耳や鼻などに異物が詰まる事故にご注意!」が公開されました。

耳や鼻などに異物が詰まる事故にご注意!

消費者庁・国民生活センターには、医療機関から、おもちゃの部品などを耳や鼻などに入れて取れなくなった事故、また浴室に置いていたおもちゃを陰部に入れてしまう事故の情報等が寄せられているようです。

  • 「水でくっつくビーズのおもちゃで上の子どもと遊んでいたところ、耳の穴に入れたと言ったため、保護者が確認して1つは取り出せた。奥にもう1つあり取れないため病院を受診して取り出した。」(4歳)
  • 「ゼリー状の窓用の小さな装飾(約5mm)を鼻の穴に入れてしまった。自分で取ろうとして奥に入ってしまったため受診した。摘出を試みたが、鼻血が出て困難だった。今後異物が降りてきて誤嚥(ごえん)する可能性があるため、翌日耳鼻科で局所麻酔をして摘出を試みることになった。」(2歳)
  • 「ボタン電池を鼻の穴に入れて遊んでいたところ見つからなくなった。誤飲を疑い受診したところ、レントゲン検査で鼻腔内に電池が見つかり摘出した。摘出まで短時間だったが、鼻中隔穿孔のおそれがあるため、耳鼻科に通院することとなった。」(3歳)「一人で入浴中、洗い場に置いていたプラスチックの小さな人形の上に座り肛門に入ってしまった。救急外来を受診し、手で取り出せなかったため、麻酔をして下部内視鏡で取り出した。」(6歳)
  • 「保護者と入浴中に、バスボールのフィギュア4つのうち1つがなくなった。子どもが肛門か膣に入れた様子のため受診した。排便の確認を指導して帰宅となったが、異物がなかったことから翌日再診となり、麻酔をして異物を膣内に確認し除去した。」(2歳)

消費者庁サイトでは注意事項も記載されていますので、あわせてご確認ください。

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COIQマガジン編集部